真空 by 顔の臭み published on 2021-10-12T15:24:40Z それで夢が覚めてゆくなら それが全てここにあるなら この心と この身体を 全て投げ出してしまいたい ただ風を魔法のように ありのまま映し出せば 踏切に足を伸ばし 歩いてくの 味のない日々の中で さり気ない言葉一つ 無邪気に笑う顔すら消えていく 鳴り響いた 飛行機雲が 影を落とすかのように近づいてくる 昔見ていた ブラウン管は 真空になって ギターになって 心臓を晒す Ah 明らかに濁った声で 答えを探し求める 繰り返す時計の針が消えていく もう二度と戻れないなら もう一度君に会える そうきっと僕らはまだ まだ 鳴り響いた 飛行機雲が 影を落とすかのように近づいてくる 昔見ていた ブラウン管は 真空になって ギターになって 心臓を晒す 最期に何か光はあるか 触れてみたくて 飾りたくて 声を枯らす 僕らの夜は 終わるわけが無い そして星になって 屑になって 飲み干せばいい それで夢が覚めてゆくなら それが全てここにあるなら この心と この身体を 全て投げ出してしまいたい Genre Pop